《MUMEI》

天丼マンはキョロキョロと、左右の腕を掴んでいる、二人組みの狂暴そうな男達を見やった。



天丼マン「あのぅ…あっしは、いったい……どうなるざんすか…?」



かびるんるん1号&2号は、その質問に答えることなく、天丼マンを引きずるように歩き始めた。



かび1「さ…。行きましょ、お父さん(笑)…かびー…。」



かび2「ま…。借りたものを返さないオマエが悪いんだ。かびー…。」



天丼マンは、そのままズルズルと引きずられ、深夜の苫小牧港の岸壁まで連れていかれた…。



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