《MUMEI》 「ぁぁ──その代わりに──」 「‥?」 「うづきと黄羽があの桜の下で睦まじげにしている夢を時々見る」 「ぁ‥‥‥」 同じだ──。 私も‥同じ夢を見るようになった。 それが、凄く幸せそうな感じで──。 「──ここを抜けるとすぐだ」 「ぇ‥ここ‥?」 抜け道にしては、かなり狭い。 それに──‥。 「おいで。責任なら僕が持つ」 「───────」 私は、言われるがままその道に入った。 ‥かなり、ドキドキしていた。 前へ |次へ |
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