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《MUMEI》 「ひゃッ………な…に…」 ベッドのスプリングの反動で身体が跳ね上がり上手く体勢が取れないでいると、笹山さんは僕の腰に手を伸ばし無理矢理僕の着ていた物をはぎ取っていった。 「嫌ッ！…何…するんですか…」 ベッドの上でいきなり裸にされ、僕はさっきまでの酔いも一気に醒めて気も動揺し、その場から動けないまま人の変わったような笹山さんを見上げていた。 「何って…家賃だよ、家賃」 「でも、ぁ…ゃだ……ッ…」 笹山さんは何かヌルヌルとした液体のようなもののボトルを開けて僕のお腹の辺りに掛けると、その冷たさで一気に身体が緊張する。 「うっ……ぅぅ…///」 「いい顔してんじゃんか…足開けよ」 そう言うと指でそのヌルヌルとした液体を僕の上で伸ばすと、閉じていた膝を無理矢理開き、今まで誰にも触られた事のない場所にそれを塗りつけてきた。 「ゃ…嫌だッ！…そんなトコ……ぅくあッ///」 いきなり指を数本もねじ込んできて、そんなトコにそんな事するなんて知らなかった僕は、驚きと激痛で頭が混乱して…もの凄く怖くて…。 「あ…うぁッ……むグッ///」 為す術もなくタオルで口を塞がれ…だんだん身体の力が抜けていって……。 そのまま笹山さんの大きなモノが僕の中に挿れられていく感覚も、どこか遠くの出来事のように感じられた。 「ぅ……ん……」 眩しい…。 「起きたか」 怠い…。 身体が動かない…というか…腰の辺りが重ダルくて…身体を動かすと後ろにジンッと痛みが走った。 「うッ///」 動けない…何で…。 身体に痛みを感じながら、自分に何が起こったかを思い出すまで、ベッドに横たわっていた。 前へ |次へ |
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