《MUMEI》 また‥眠れない夜。 「‥‥‥‥‥‥‥」 起き上がって‥部屋を出る。 無意識に‥玄関に向かう。 独りで‥歩き出す。 星空の下を。 ただ、歩く。 「アゲハ君‥」 ‥寂しげな背中。 ‥何かを押し殺すような声。 やっと──巡り合えたのに。 ‥想いが伝わったのに。 こんなに‥‥‥すぐにもつれてしまうなんて。 ‥こんなに‥辛くなるなんて。 「‥‥‥っ!?」 ぶつかった‥ような気がした。 前へ |次へ |
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