《MUMEI》

「…アキラ…もっと…聞かせてくれないか///」
「…そんな…克哉さん?」

彼の微かに震えていた手を握りしめると、その冷たくなった頬や唇にそっと唇で触れる。

「私に打ち明けてくれ…そうすれば克服出来るかもしれないじゃないか…」
「ん///…そんな事…って…何か克哉さんオカシイですι」

気が付いたらバスルームの床に腰掛けた、彼の太股を撫で廻していた。

「優しくするよ、キミの好きなようにする…だからお願いだ」
「ぅ…///」

彼の話を聞きながらその様子を想像していたら興奮してきてしまい、居ても立っても居られずについ彼の身体を触っていた。

「できれば…その過去を忘れさせてやりたいんだ…」
「あの…だからって…何で///」

彼の履いていたジーンズのチャックに手を伸ばそうとしたが、その手に阻まれてしまう。

「克哉さんっ///」
「我慢できない…今すぐココで…アキラ///」

そう言って無理矢理アキラの服を脱がせると、俺も羽織っていた簡素な服を脱ぎ捨て、アキラを抱え上げるとバスタブの中でシャワーを彼に浴びせかけた。

「やっ///…ん、冷たい///」

水に濡れる彼の戸惑う姿は可愛らしくて、ついついイジメたくなってしまう…。

そんな彼の腕を掴みそのまま抱き寄せると、その水に濡れた滑らかな肌を撫でていく。

「んッ……ぅ///」

くすぐったそうに身をよじる彼のお尻を撫でると、その双丘の間に指を滑り込ませ、さっきまで俺のモノを咬え込んでいたソコに指を挿れていった。

「…ひやっ…やッ……くっ///」

彼の濡れた身体がぴったりと密着してきて、指を動かす度にビクビクと反応する。

「後ろを向いて…腰を上げてくれないか…」
「うぅ……はぃ///」

アキラは素直に風呂の壁際の方を向き、その男性にしては肌も白くて綺麗なお尻をこっちに向けてきてくれた。

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