《MUMEI》
宣言続きな部活紹介
(午前は、本当に平和だった…)


平和なまま、バイトに行った帰宅部の志貴を


俺は、心の底から羨ましく思った。


きっかけは、サッカー部部長の真司の


「サントスはサッカー部がもらったから、手を出すなよ」


この、一言と


「そんな真司は長谷川の彼氏だから、真司目当てなら来ないでね」


茶化すように付け加えた、守のこの言葉だった。


男子バスケ部部長が


「厳は今うちのマネージャーと料理部の副部長の間で揺れまくりだから、他の子の入る隙は無いからね」


と言えば


料理部部長が


「うちは運動部に差し入れ行くけど、男子バスケ部は、副部長の可愛いくるみちゃん専属だからね」


と、笑いながら言う。


極めつけは、俺からマイクを奪った頼が


「エイミーは俺ので俺はエイミーのだから! ついでに祐也をエロイ目で見てるヤツが入ったら、男女問わず俺と志貴で潰すから!」


…と、叫んだ。


部活紹介・勧誘が終了した後も、戸惑っていた一年生達は、なかなか動かなかった。


…一応、結果だけ言えば、演劇部には本当に演劇に興味がありそうな真面目な一年生が少なめではあるが、ちゃんと入部してくれた。

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