《MUMEI》

「こいつぁ…やべぇぜ」

ケンは動揺していた。あまりにも動揺していたので童謡を歌いそうになった。

「おおっといけねぇ…焦りは命取り、だったよな、ミカ…」

死体と成り果てたミカを見てケンが言った。

「思えばお前とも長い付き合いだったよな」

ケンは昔を懐かしむように話し始めた。

タバコに火を付け、長話の準備は完璧だ。

こうしてケンはミカ相手に夜通し語り明かした…

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