《MUMEI》 ◆「こいつぁ…やべぇぜ」 ケンは動揺していた。あまりにも動揺していたので童謡を歌いそうになった。 「おおっといけねぇ…焦りは命取り、だったよな、ミカ…」 死体と成り果てたミカを見てケンが言った。 「思えばお前とも長い付き合いだったよな」 ケンは昔を懐かしむように話し始めた。 タバコに火を付け、長話の準備は完璧だ。 こうしてケンはミカ相手に夜通し語り明かした… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |