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《MUMEI》 慌ただしい朝ジリリリリリリリ… めざましが鳴る 「ぅ〜…ん」 布団がモゾモゾと動く 「お姉ちゃ―ん、起きて朝だよぉ…」 「……………。」 「お姉ちゃんっ!!起きてってばっ!!!」 「もぅ!うるさいなぁ!わかってるよ!!」 逆ギレしながら ゆっくりと起き上がる 髪はあちこち 遊びまわっていて ある意味芸術作品 「うわっ!何その頭…どうやったらそんなんになるの!?」 「うるせーな、イヤミか?自分がサラッサラヘアーだからって自慢してんのか!?」 「いや、深読みしすぎだし(汗)」 そんな会話をしてると 階段の下から 「虹(コウ)〜美羽(ミウ)〜早くご飯食べないと遅刻するわよぉ〜?」 と言って母親が あたし達を呼ぶ 「はぁ〜い」 妹がめんどくさそうに 返事をする 「ねぇ…美羽、今…何時?」 「えぇ―っと…7時35分」 「はぁぁぁぁぁあ!!?」 あたしはベッドから 勢いよく飛び降り パジャマを脱ぎ捨てる 「うるさいなぁ〜朝から叫ばないでよね」 妹が耳をふさぐ 「なんでもっと早くおこしてくんないのっ!?」 「はぁ!?起こしたじゃん!お姉ちゃんがトロトロするのが悪いんじゃんか!!(怒)」 「あんぐらいに起こされても間に合うわけないだろ!もっと早く起こせ」 「わがままっ!!」 「美羽わ家から中学校近いからいいけどさぁ、あたし学校までめちゃ自転車でこがないといけない道のりなんだぞっ!?」 「ブーブーうるさいなぁ、さっさとしたくしなよ」 口喧嘩をしながら 制服に着替える虹 「よしっできた!」 棚の上にあった100均の クシで無造作に髪をといて 部屋から出た 「乙女じゃないね…お姉ちゃん」 姉が出て行った扉に向かって ボソっと呟いた… 前へ |次へ |
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