《MUMEI》 「花禀様っ、申し訳ございまッ‥!?」 ペーパーナイフ‥!? 頭上ギリギリを掠めていったんですが‥。 「惜しかったわね‥」 「花禀様‥!?」 あれですか‥? ダーツ‥じゃなくてナイフ投げのおつもりですか‥!? 「‥で、どこ行ってたのよ私に一言もなしに」 「‥ぁ‥買い出しを‥」 「‥買い出しなら森下が行ってくれてたでしょ」 「‥そのっ‥‥‥毛糸を‥」 「毛糸‥‥‥?」 「‥!!」 口が滑ったぁッ‥。 「‥何よ毛糸って」 「‥‥‥‥‥‥‥」 まずい‥非常〜にまずいっ‥。 前へ |次へ |
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