《MUMEI》

「花禀様っ、申し訳ございまッ‥!?」





ペーパーナイフ‥!?




頭上ギリギリを掠めていったんですが‥。





「惜しかったわね‥」

「花禀様‥!?」





あれですか‥?





ダーツ‥じゃなくてナイフ投げのおつもりですか‥!?





「‥で、どこ行ってたのよ私に一言もなしに」

「‥ぁ‥買い出しを‥」

「‥買い出しなら森下が行ってくれてたでしょ」

「‥そのっ‥‥‥毛糸を‥」

「毛糸‥‥‥?」

「‥!!」





口が滑ったぁッ‥。





「‥何よ毛糸って」

「‥‥‥‥‥‥‥」





まずい‥非常〜にまずいっ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫