《MUMEI》

ぷるぷる…ぷるぷる r

pm 17, 10 バイト先からの帰り…電車内でメールが入る

ボクは疲れきってうとうとと爆睡手前ヲ
メールの相手はチカからだった

『お疲れフーくん どうだったバイト 頑張ってるイェ〜
ところで フーくんの彼氏 (笑) プルジンスキー教授夕べモスクワへ帰って行ったよ テ なんだか急だったみたい 。デネ …フーくんに渡してくれって教授から 小包頼まれてマ〜ス いつもの Macに 7 時 位なら大丈夫? また絡下さいヨロピク で〜す (知佳) 』

「えっ 刹ウ授が 帰った…」
ボクはあまりの突然さに驚いて、目が 覚めてしまった 。

早速 チカに TEL してみたが 案の定まだ仕事中らしくて留守電になっていた 。

そういえば…プルジンスキー教授とはボクの短期バイトが朝早くまたけっこうハードでいつも疲れきって帰宅するので… かれこれ3ヶ月近く会ってはいなかった 。

『チカに小包を……一体なんだろう…… ボクは教授の突然の帰国に動揺しながらも…
その小包の事を考えていた 。

チカ『知佳』 相沢知佳子 はボクの大学時代の同級生で 一年の時に知り合い以後ボクの彼女【恋人】としてけっこう茶宴uリーに付き合っている

知佳子通称チカは今年の春から卒業した大学の図書管理センターでパートの仕事をしていた …

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