《MUMEI》 「それで──ずっと会ってたんだ?」 「うん、だけど春の終わり頃──ぱったり来なくなって──染め物屋さんに行ってみたら、風邪引いて寝込んでたんだ。でも──すぐ元気になったから良かった」 「あの頃は風邪といっても侮れなかったからな‥」 「そうですよね──大事に至らなくて良かった」 「そういえば‥青嵐も寝込んだ事があったな」 「ぁ──覚えてましたか」 「薬師を呼んだり大童だったな──」 「あはは‥すいません、ご迷惑おかけしました」 「ぃゃ──君は本当によく働いてくれていたからな──」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |