《MUMEI》

「ぅぅ‥」





僕の方がずっと長く花禀様のお側にいさせて頂いているのに‥。





「──お待たせしました──烏龍茶になります」

「ぁ‥どうも‥」





‥そうだ‥落ち込んでいる場合じゃない‥。





ちゃんと見張って‥‥‥。





「‥!?」





神山さんいつの間に席移動してっ‥。





何故花禀様の隣りに座って‥。





というか近過ぎじゃないですか‥?





まるで‥彼氏みたいな‥。





‥彼氏‥?





彼‥‥‥ぇえッ!?





「‥!!」





グラス倒したッ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫