《MUMEI》

「驚きました?」

「当たり前じゃんっ‥」

「そう怒らなくても──」

「〜〜〜‥あたし寝不足なんだからさぁ‥」

「ぇ、珍しいね‥どうしたの?」

「‥後で話すから」

「分かった──じゃあ俺ちょっと抜けますね」

「碧山君──どこ行くの?」

「すぐ戻ります──ホームルームまでには」




 碧山君が出て行ってから──次に入って来たのツバキだった。




「おはようツバキ──」

「おはよ。ていうかミドリは何してるの‥?」

「寝不足なんだって」

「ふぅん‥」

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