《MUMEI》 ぁぁ‥惨めだ‥。 棚の影から花禀様の様子を伺っているしか出来ないなんて‥。 ‥何だか僕の方が怪しくないか‥? 「──何をお求めですか?」 「!?」 ‥店員さんだ‥。 「宜しければ──」 「ぁ‥‥‥いえっ、大丈夫、です‥」 ‥それよりも。 花禀様を見張っ‥‥‥ていたつもりがまた見失った‥!? 「ぁぁぁ‥」 「あの──どうかされたんですか?」 「な‥何でもないですっ‥」 大丈夫だ‥まだ店内にいらっしゃるみたいだし‥。 前へ |次へ |
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