《MUMEI》

「‥‥‥花禀様」

「‥何‥?」

「お願い致しますっ‥どうかお戻りになって下さい」





僕の最善策‥‥‥土下座。





「お願い致します花禀様‥っ」

「な‥‥‥」

「本日のティータイムにはお嬢様のお好きなチョコチップマフィンを沢山ご用意致します──何とぞ‥」

「それほんと‥?」

「はいっ、勿論です!!」

「いいわよ?」

「本当ですかっ‥?」

「──神山〜!」

「ぇ‥」




神山=d?





まさか花禀様‥‥‥そのまさか‥ですか‥?





「──お呼びでしょうか? お嬢様」





来たぁぁ‥!!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫