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《MUMEI》 「昨日帰り道で会って‥すぐ気付いたわ、流奏だ、って。そしたら‥‥‥」 「──？」 きょとんとするミドリ。 赤くなるツバキ。 「‥‥‥こ‥‥‥」 「こ？」 「くはく‥‥‥」 「──告られたのっ！？」 「ちょっ‥大きな声出さないでよッ」 「ゴメン‥でもマジでっ？ いきなりっ？」 「ほらほら、落ち着きなよミドリ」 「いやっマジでビックリだし‥意外だし‥」 「流奏さんが小雪様を好きだった、としたら？」 「ぁ‥‥‥」 「じゃあ‥加藤先輩‥」 「はい、恐らく」 前へ |次へ |
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