《MUMEI》

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「ルカっていうの。よろしくね、璃子ちゃん」


そう言ってから、義仲の方を見た。


「かわいいガールフレンドね、義仲君にはもったいないじゃない?」


そうイヤミを言った彼女に、義仲は笑いながら、うるせーよ、と返した。


ふざけあっているはずなのに、その笑顔さえぎこちなく見える……。




………なんなの、このふたり。




ルカさんはゆっくりカウンターへ近寄り、義仲の席からひとつ空けた隣のスツールに座る。

ゆうこママはルカさんに向けて、なにか飲む?と尋ねた。しかし、ルカさんは遠慮したのか、結構よ、と断った。


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