《MUMEI》 「──本当に申し訳ございませんっ‥」 「気にする事ないよ、また新しくすればいいだけの事だから」 「怪我とかしてない?」 「は‥‥‥はい‥大丈夫です‥」 お2人共‥‥‥僕がどんなヘマをしても全然怒らないんですよね‥。 花禀様はめちゃめちゃ怒るのに‥。 「ところで篠河君──」 「ハイッ‥」 「顔色──悪いようだけど──」 「いえっ、体調は至って良好です」 気持ち的には‥かなりきてますが──‥。 「もし辛かったら休んでいいからね。花禀には私から言っておくから」 「は‥‥‥はいっ、ありがとうございます‥」 優し過ぎますよご主人様‥。 前へ |次へ |
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