《MUMEI》

「モタモタしないっ、生地が堅くなる!」

「ハイ‥!」





──2分後。





「ダマになってるっ、ちゃんと混ぜてッ」

「済みませんっ‥」





──5分後。





「こらッ! ちゃんとミトンはめなさい火傷するでしょ!?」

「‥!!」





花禀様には‥ずっと怒られっ放し。





「──────‥」

「溜め息つかないッ」

「ぇ"‥」





あの‥お言葉ですが花禀様‥‥‥溜め息位つかせて下さい‥。





どうにもですね、つかずにはいられないんです‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫