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《MUMEI》 「──あれっ‥此花さん何でここに‥。今日だよね‥？ 菜畑君が‥」 「昨日色々話したから」 「急がないと行っちゃうよ‥？ 先生には俺から‥」 「ううん──」 「──何が『ううん』よ」 「ぁ、ツバキおはよう──」 「『おはよう』でもないっ！！」 「‥！？」 ツバキが、思いっ切り私を引っ張った。 「ツバキ‥！？」 「そういう貴女見てるとね！ イライラすんのよっ」 「───────」 「ちゃんと見送ってあげなさいよっ、貴女彼女でしょ！？」 「‥‥‥一番‥いいと思ったんだ」 前へ |次へ |
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