《MUMEI》 ‥まさか‥? いや、そんなはず‥。 そう思いながら、鎖を目で辿る。 ‥? ‥!? ‥!!? 「ぇえッ!?」 鎖は‥ベッドの柱に繋がっていた‥。 「ぇ‥ちょっ‥」 ‥監禁ですか花禀様!? 「花禀様っ、外して下さい‥!!」 何でベッドに繋ぐんですか‥!? ここから出られないじゃないですか‥!! 「花禀様っ、か‥‥‥」 「──うるっさいッ、大人しくしてなさいよもう夜なんだからっ」 前へ |次へ |
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