《MUMEI》

‥って‥何故僕は正座を‥?





「ふーん、筋は悪くないかもね」

「‥‥‥ぇ」





褒められているんだろうか‥。





「──じゃあ、お手っ」

「‥!!」





ってこれ逆じゃないですか‥?





というか何故体が勝手に‥。





「──ふふっ」

「‥か‥」





花禀様‥?





「まぁ、悪くないわね──」

「ど‥どうも‥‥‥」





嬉しいような‥恐いような‥。





僕は一体‥どうなるんですか花禀様‥?

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