《MUMEI》 ただ今‥夜10時。 花禀様は‥‥‥ 「───────」 熟睡です‥。 僕は‥‥‥ 「‥はぁ‥」 眠れません‥。 『とにかく、暫くはここから出ちゃダメ』 花禀様がそう仰られてから‥3日が経った。 花禀様のご意向なのか‥‥‥ご主人様や奥様は勿論‥森下さんすらここには来られない。 僕は‥ほぼ1日中花禀様の監視下(?)に置かれている訳なんだけど‥。 嬉しい反面‥何だか辛い。 こうやって一緒にいさせて頂いていても‥‥‥花禀様は僕を‥神山さんのようには見ては下さらない。 花禀様にとって僕は所詮‥玩具のような物なんだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |