《MUMEI》

浮かれていたのかもな‥僕‥。





メールアドレスをお教え頂いた位で‥まるで彼氏にでもなったみたいな気分になって‥。





「っ‥?」





ぇ‥ちゃ‥‥‥着信音!?





【Eメール1件】





──嘘ッ!?






かっ‥‥‥か‥か‥花禀様からかっ!?





「‥‥‥‥‥‥‥」





見た‥方がいいのかな。





‥でも‥‥‥。





‥こ‥恐がってどうする篠河ッ‥。





【受信ボックス】





──そこにあったのは、間違いなく花禀様からのメールだった。

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