《MUMEI》

まさか‥‥‥メイド服に着替えさせられるんじゃ‥‥‥。





「──ほらっ、似合うじゃない」

「‥‥‥‥‥‥‥」





喜ぶべき‥なんだろうか‥。





「はいっ、じゃあ仕上げにこれねっ?」

「‥!!」





メイド服ッ‥。





ご丁寧に‥既に尻尾付きですか‥。





「森下からもらったの♪ あんたに丁度いいサイズだったし──」

「ぃゃ、あの‥」





僕‥男ですよ‥?





『篠河君可愛い系だから』





‥だからって‥。





というか‥花禀様まで僕をそう思ってらっしゃるのか‥?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫