《MUMEI》

「ズーパァ(すごい)…エァエィネルトゥダー ゼーァヴァイス う〜ん ディ シォゥネ フラウ 、ズイッヒ ニヒトゥ ベヴェグトゥ(彼は似ているよね、真っ白い う〜ん 動かない綺麗な女の人!)」
「ヴァイス…ニヒトゥ ベヴェグトゥ フラウ(白い 動かない女性)…マモスターチュ(大理石の彫刻か)」
「ヤ!(うん)…エスギブトゥ ケイネ ティス…(おっぱい無いけど)…グラット///(すべすべ)」

そう言ってくるみがあきらの胸の辺りに頬を寄せると、もみじのような手のひらでその辺りを触っていた。

「うぅ〜ん…」
「「!!」」

横向きになっていたあきらが突然寝返ったので、くるみも俺も驚いてその様子を見守っていたが、やはり全く起きる様子もなく気持ちよさそうな寝息をたてて眠っていた。




「ズイヒァ(そうだな)、ホビーシュエインイッヒンズパッセン(お前とは趣味が合いそうだな)」
「ゲーツ ソー(まぁね)///」

その小さな手のひらの上に手を置くと、一緒にニコニコしながらアキラの胸やなだらかな腹筋の辺りを撫でた。


「ウン〜、ウンテン…エス ギブトゥ アイネン ウィリィー(あのね、下にね、おちんちんあるんだよ)」

そう言ってくるみがアキラの股間の辺りを小さな手でワサワサと触っていた。

「…ヴィッセン(…知ってる)」

俺はくるみの手を取ると「シュラフェン ズィー ソーフォルト(もう寝ろ)」と言って、くるみを担いで子供部屋に連れて行き、バタバタしていたくるみをようやく寝かしつけた。



寝室に戻ると、さっきあんなに騒いでいたのにまだ起きないあきらに、半ば関心しながらその隣に座る。

(やれやれ…)

ブランケットを蹴脱いで寝ていたアキラの足を掴むと、サイドテーブルに置いてあったペンライトを手に取った。

「…続きを、楽しませてもらおうか」

アキラにブランケットを掛けると、その中に潜り込んでペンライトの明かりを付けて、その後は思う存分さっきまでの続きを楽しませてもらった。

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