《MUMEI》 僕はどうやら‥花禀様に完全に遊ばれているみたいだ‥。 でも── 「うーん‥こっちもいいけど──さっきの方が映えてたかも」 花禀様があんまり楽しそうにしてらっしゃるので、つい──僕まで楽しくなってしまって。 「ねぇ、こっちはどぉ?」 「──花禀様も──お召しになっては如何ですか?」 「‥ゎ‥私‥!?」 「きっとお似合いになりますよ」 「バッ‥バカ言わないでよね!? 私絶ッッ対やだからっ」 「あの──何故僕に着せて下さるんですか?」 「‥‥‥可愛いから」 「──ぇ」 前へ |次へ |
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