《MUMEI》 「──はい、苺お待たせ──」 「済みません‥森下さんに頼んでしまって‥」 「いいのいいの。丁度ナツメグ切らしてたから──。どうしたの?」 「ぃぇ‥‥‥」 今夜のパーティー‥神山さんも来るんだよな‥。 基本立食パーティーなんだけど‥ダンスなんかもしたりする。 たぶん花禀様は‥神山さんとペアに‥。 ≪──お嬢様≫ ≪?≫ ≪どうぞ、お手を≫ ≪踊ってくれるの?≫ ≪勿論です≫ ──駄目だぁぁぁッ!! 「篠河君?」 「!!」 妄想している場合じゃなかった‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |