《MUMEI》 花禀様に仰られた通り──片付けを終えた僕はテラスに向かった。 「──花禀様──」 「遅いわよ」 「済みません‥片付けに手間取ってしまって‥」 「どんだけ手間取ってるのよ」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「まぁいいわ──」 いいんですか‥。 「──もう1回踊らない?」 「ぇ」 もう1回‥? 「途中でおじゃんになっちゃってたでしょ」 「あのっ‥」 またあのような事になったら‥。 というか‥雪降ってきてますし‥。 「──ほらっ」 「わっ‥!?」 前へ |次へ |
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