《MUMEI》 「──紫苑」 「?」 「?」 「もうじき終わるな‥」 「うん」 「楽しんだか」 「うん、好きなだけ草子読めたし──蹴毬も出来た」 紫苑の嬉しそうな表情に、桜も笑顔になる。 「妖月は大丈夫かな──」 「ぁぁ」 「──ねぇ」 「ん‥」 「ありがとう」 「何故だ‥?」 「言いたくなったんだ」 「‥?」 桜は、ただぽかんとして紫苑を見つめていた。 前へ |次へ |
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