《MUMEI》

とか思っていたら見失ったッ‥。





「‥まずいっ‥」





こんな広い遊園地の中で見失ったらどうなるか位‥分かっていたつもりだ。





「──────‥」





初っ端からトラブル発生‥。





「‥!?」





‥‥‥ぁ‥。





ティーカップ‥?





そこに、花禀様と神山さん。





──楽しそうだ。





やっぱり──お似合いだよな──。





‥だけど‥。





何だかな‥‥‥。





「はぁ‥」





憂鬱だ‥。





というか‥どうして僕はこんなにコソコソ隠れていなければならないんだろう‥?

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