《MUMEI》 猫耳と、マフラー(尻尾)で何とか花禀様の防寒対策は整った。 「花禀様流石ですね──」 「‥ぇ」 「フサフサした物──こういう時に凄く役立ちますし」 「‥‥‥私はただあんたに付けさせたくて作っただけよ。ていうかあんた大丈夫なの‥?」 「──あの夜の寒さに比べたら──全然ですから」 「‥また看病するなんて御免よ」 「大丈夫です。心配なさらないで下さい──」 ‥今‥何時だろう。 「7時半か‥」 ご主人様は‥‥‥奥様は‥大丈夫だろうか。 森下さんの事も気になる‥。 「‥‥‥森下のケータイに連絡入れたら‥?」 「ぁ‥」 やってみよう‥。 前へ |次へ |
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