《MUMEI》 ‥昔は‥もっと泣き虫だったな‥。 『なぁ、アイツ女みたいじゃね?』 『女男だっ』 『おーい、女か男かハッキリしろ〜!』 ‥小学校に入ってから‥ご主人様に誘われるまで‥‥‥僕はずっといじめられてばかりいた。 何か言われる度に、すぐに泣いていた。 ‥でも‥どうする事も出来なかった。 ‥ただ、何となく毎日が過ぎていった。 変わりたい、って何度も思った。 けど‥‥‥僕は何1つ変わっていない。 ‥違う。 ‥変わろうと‥していないんだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |