《MUMEI》 奥様からも、森下さんからも。 女と間違えられる事はなかった。 神山さんは別だったけど‥。 『初めまして、神山です』 『は‥初めまして‥』 初めてあの人を見た時、バック一面に薔薇が咲いているような感じがした。 キラキラオーラ付きで。 『ところで──あなたは?』 『ぁ、篠河と申します‥』 『珍しいですね──男装のメイドさんですか』 『ッ‥メイドじゃありませんっ、執事ですっ』 『これは失礼──てっきり女性かと』 『違いますッ‥』 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |