《MUMEI》 「本当に──須泱の言っていた通りだったな」 「うん‥ちょっと早かった気もするけどね」 「あっと言う間だったな」 「色んな事あったよね──」 「──本当だ」 入れ替わった事で、自由にはなれた。 だが一歩で、苦労する事も多々あった。 桜は、薬を飲まねばならなかったし──紫苑は仮名文字に苦戦した。 「──やはり──自分のままが一番良いな」 「うん」 そんな会話をしていた時だった。 前へ |次へ |
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