《MUMEI》

「わぁ、かっこいい!」




「‥‥‥ぇ」




「かっこいいよっ、凄くっ」




「かっこいい‥?」




「うんっ」




 にっこりと笑う紫苑の隣りで、桜も頷く。




「おおっ、そうだ──」

「?」




 きょとんとする妖月の首に、何かが結び付けられた。




「うむ、似合う似合う」




 赤い、髪紐。




「───────」




 妖月が、僅かに頬を赤らめた。

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