《MUMEI》 「わぁ、かっこいい!」 「‥‥‥ぇ」 「かっこいいよっ、凄くっ」 「かっこいい‥?」 「うんっ」 にっこりと笑う紫苑の隣りで、桜も頷く。 「おおっ、そうだ──」 「?」 きょとんとする妖月の首に、何かが結び付けられた。 「うむ、似合う似合う」 赤い、髪紐。 「───────」 妖月が、僅かに頬を赤らめた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |