《MUMEI》 終「──桜」 「ん‥?」 「──草子貸してくれる?」 「ぁぁ」 「何かさ──」 「?」 「楽しくなったよね」 「そうだな──」 ふと、桜は紫苑が小脇に抱えている書に目がいった。 「それは‥?」 「ぁ‥‥‥これ? 僕達が入れ替わった遊戯の事を書いてみたんだ」 「お前が‥?」 「うん」 その書の表紙には、【花遊戯】──そう記されてあった。 前へ |次へ |
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