《MUMEI》 キオク「あ、そうだ羽音」 ラロは 飛び回るのをやめて また 私の肩に座った。 「ボクの話──聞きたい?ボクの記憶の話」 「ぇ‥?」 「聞きたいでしょ♪」 「うん。じゃあ聞かせて」 ラロのキオク‥ どんな事があったのかな‥。 「えっとね、順番こに話すと長くなるから‥大事なトコだけでいい?」 「うん」 ラロは 遠い昔を思い出すように 話し始めた‥。 前へ |次へ |
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