《MUMEI》 「──────‥」 最悪の事態が起きた。 「‥‥‥まずい‥」 3月には挙式‥? 早過ぎじゃないか‥? それに花禀様は‥僕と森下さんに何も知らせては下さらなかった。 あの日‥偵察に行ったのに‥何で気付かなかったんだろう。 たぶん‥‥‥観覧車でプロポーズされたんだ。 あの時‥‥‥帰らないで様子を伺うべきだったかな‥。 でも‥僕が付いて行っていた事がバレたら大変だっただろうし‥。 「──────‥」 ‥遅かったよな‥。 ‥好きだ、って気付いた時に伝えるべきだったんだ。 前へ |次へ |
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