《MUMEI》
ツバサ
「どうしたの、羽音?」

「あ、ううん‥」

そっか‥

ラロは寝てたから

まだ

知らないんだね‥。

「あ、そうだ羽音」

「ん?」

「イイ物あげる♪」

「‥?」

ラロが

杖を振った。

現れたのは

大きくて

白い

ツバサ。

片方だけ‥?

鳥のじゃないよね。

本物‥かなぁ‥。

「これ、羽音の忘れ物だよ」

「あたしの‥?」

どういう意味かな‥。

私‥

こんなの持ってた覚えないんだけど──。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫