《MUMEI》

「──明日、か‥」





僕はカレンダーを見つめて‥ぼんやりしていた。





夢なら‥覚めて欲しい。





「‥っ?」





ノックだ。





「はい、どうぞ──」





扉を開けたのは‥





「‥‥‥‥‥‥‥」





花禀様だった。





「如何なされました‥?」

「‥‥‥来て。私の部屋」





仰られるがまま‥僕は花禀様のお部屋に向かった。





「──‥取りあえずそこ座って」

「‥ハイ‥」





‥今日も着せ替え人形をやるんだろうか‥。





「──?」





隣りにお掛けになった‥。

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