《MUMEI》

「やっぱ弱ぇまんまみてーだなテメーは──見た目ばっかで──」

「は‥? 言ってる意味がサッパリ分かんねーなぁ!」





‥やめてってば‥。





「‥!?」





何‥。





「‥イズ‥ミ‥‥‥?」





フェンスにぶつかったまま‥動かない。





「ミナト‥‥‥あんた‥‥‥何し‥‥‥」

「今朝の分やり返してやっただけじゃんか」

「イズミはそこまで殴ったりしてないじゃん‥‥‥」

「オレの邪魔しやがったじゃねーか」

「だからってやり過ぎだよッ」





そう言ったら、ミナトが笑った。





「何で味方すんだぁ?」

「‥ぇ」

「テメー、ソイツの事嫌ってたじゃんか」

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