《MUMEI》

すると木の根元がキランと何かが光った。


太陽の光が何かに反射したようだった。


雹里は何があるのかと思い近づき見てると、そこにはダチョウの卵ぐらいある卵が置いてあった。


しかしその卵は普通の卵とはちょっと違った、その卵は水晶のように光り穢れをしらない卵に思えた。


興味本位で卵に触ろうとした瞬間


「駄目だ」


「えっ?」


もうすでに遅く雹里は両手で卵を触ってしまっていた。

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