《MUMEI》

一応‥‥‥ちょっとは役に立てた‥?






でもこのカレーは流石に‥マズかったよなぁ‥。





「じゃあ、これ‥私が」





持った途端、お皿が‥飛んだ。




「‥‥‥!??」

「‥食うなバカ」

「ちょッ‥」





勿体なッ‥!





「‥‥‥もういーから帰れ」

「何でっ!?」

「‥帰れ」

「っ‥‥‥」





心がズキッとしたのは‥‥‥気のせいって事にしとこう。





「帰りマスよ‥帰ればいいんでしょ帰れば」





まだ濡れたままの制服を乱暴に掴んで、玄関に向かう。





「‥お邪魔しました泉サマ」

「‥来たきゃまた来てもいーぞ」

「なッ‥」





二度と来るかぁッ!

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