《MUMEI》

今更ながら思いお越してみるとボクのA…その彼 に言わせればこうだ…


ボクは時々完全なハンディを背負って生きてきた人の方が羨ましくなる事がある

『完全なハンディキャップを背負う』…とはもちろん自分一人では生きていくことの出来ない人たち……
つまり生まれながらにして正常人としての知恵の発達が乏しい人や…或いはなんらかの理由で身体的障害があり第三者の手助けなしには人として生活し生きてはいかれない人たち……
この様な人たちの事を指すわけだが……


不完全な障害……
又は 中途半端な障害…

人として普通に生活してゆくのに 決して不充分だとは言えない人間……
しかし自分のこころにはいつまでも重苦しくのしかかる後遺症……
こころの傷跡

これを例えれば 多くの人たちが身体的に…
また遺伝的な事柄や何らかに該当するかも知れない…
幼い頃ソレで受けた深いこころの傷を
十字架を背負う様に大人になるまでずっと引きずって生きてきた人たちが世の中には数えきれないほどいるのも事実だが…

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