《MUMEI》
6話 夕方の喫茶店。
‥何奢らされるんだろ‥。





「‥お前もちゃんと捜せよ」

「捜してるもんッ‥」





──‥どこに落としたかなぁ‥。





「‥なぁ」

「へ‥」

「ケー番何だ」

「へッ‥!?」

「‥俺からお前のにかけてみりゃ‥音位聞こえんじゃねーのか」

「ぁ‥!」





それいいかもっ。





で──早速イズミが私のケータイに電話かけてくれた‥‥‥んだけど。





「‥‥‥鳴んねーな」

「ぁ‥マナーモードにしてるからかも」

「‥外しとけよ」

「いやっ‥それ校則違反だからっ」





てか‥今気付いたけど‥あんたマナーモードにしてないの‥!?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫