《MUMEI》

「──ぁ‥」





私のケータイ!!





「やったぁーっ!!」

「‥燥ぐなうるせぇ。‥‥‥沢木」

「‥!?」

「‥‥‥アリガトな」

「こ‥‥‥こちら‥こそ‥」

「マジありがとねっ、沢木!」

「ぁぁ‥‥‥」





沢木、軽くビビり気味。





「じゃあ‥‥‥僕はこれで」

「ぁ、沢木っ」

「な‥何だ‥?」

「先生達‥何か──」

「ぃゃ、特にはまだ」

「そっか──」





安心した。





「そうだ‥‥‥木暮さんが心配してたよ──君の事」

「小百合ちゃん‥が?」





ケータイを、開いてみる。




【着信:17件】

【Eメール:25件】





ヤバッ‥!!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫