《MUMEI》 「‥金、あんのか」 「うん‥‥‥何とかギリギリ‥」 うん‥足りる。 何とか‥。 ──会計を済ませて、喫茶店を出た。 「ふぅ‥」 ぁ──夕焼け綺麗──。 「‥帰るぞー」 「ちょっ‥置いてかないでよ」 「‥早く帰んねーと兄貴が心配すんぞ」 「兄ちゃんは今日バイトだから遅いもん」 「‥そのツラやめろ」 「?」 「‥可愛いっつの‥」 「へっ‥?」 可愛い‥? 今‥か‥‥‥可愛いって言った‥? 「ゎゎ‥」 初だっ‥可愛いって言われたっ‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |