|
《MUMEI》 体育祭間近。 朝倉は、相変わらずしつこい。 でも──イズミが助けてくれる。 何か──変な感じ。 だって、助けてやった奴に守られてんだから。 何ていうか、くすぐったい。 だけど、嬉しいんだ。 「最近の井之上君──ほんまカッコええなぁ」 小百合ちゃんが、笑って言った。 「羨ましいわぁ、あないなイケメンが彼氏やなんて」 「ぃゃ、まだ彼氏じゃないからっ‥」 そうなんだよなぁ‥。 まだ、あいつは私の彼氏じゃない。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |