《MUMEI》

「おーっ木暮!」

「木暮、って──小百合ちゃん? あらぁ、おっきくなったわね──」

「久し振り」

「ぁ、お久し振りですっ、アイさんにトオルさん♪」





それから、3人はすっかり意気投合して盛り上がってた。





で、私達は‥。





「‥何か盛り上がってんな」

「あはは‥」

「‥藍サンと享サンって‥‥‥何か変わんねーな」

「そう?」

「雰囲気とかまんまだし、昔の」

「なっ、井之上! また遊びに来いよ。なっ?」

「ぃ、ぃゃ‥俺ちょっと忙し‥」

「遠慮すんなって♪」

「‥してないっす‥」





イズミ、タジタジだ。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫